外資系のそれぞれの違い①

日系と外資系とよく分けて比較されますが、外資は外資でそれぞれ特徴が異なります。
そこを今日はちょこっとお伝えしていきます。

外資系は、大きく分けて3種類♪
①日本人乗務員としての採用
これが一番多いと思います。
特徴としては、基本的に日本線を飛び、日本人のお客様が安心して乗って頂けるようサポートする事を目的に雇われるポジション。
ずっと外国人クルー扱いとなるので、パーサーへの昇級や他部署への移動などがほぼ無い。
 ※一部パーサーになれるところもあります。
日本ベースですと、チャイナエアライン・エバー・スターラックス・大韓・ガルーダ・フィリピン・スイス国際・KLMオランダ等。
 ※ルフトやフィンエアも数年前までは日本べースだったのですが、最近は現地ベースでの採用となっています。
現地ベースですと、シンガポール・タイ国際・ルフト・フィンエア等。


尚、日本線ではありますが、月に1回?好きな路線のフライトのリクエストが出せたり、機材の資格維持のため、日本線を飛んでない機材があれば、日本以外の路線のフライトが数ヶ月に1回ほどアサインされるところもあります。
私は後者の方で、ロサンゼルスやサンフランシスコにちょくちょく飛んでいました。(私は日本線だけでいいタイプなので、このロングフライトが入ったらテンション下がっていました・・・笑)
日本ベースの良いところは、日本で雇用契約ができる点です。
それなりのお給料を日本円で日本の銀行にお振込みしてもらえ、雇用保険なども勿論そのままです。
産休・育休も基本的には日本のものが適用されます(一部エアラインを除く)。このような点で安心感はあります。
ちなみに外資系の一年目の月収は、手取り月収平均26万~32万かと思います。
フライト時間にもよりますし、基本給の価格や会社それぞれが設定するシステムによって大きく変わります。
賞与は日本のように2回あるところ、1年に一回特別賞与のような形、全く無しと分かれるので、年収でも差がでますね。
その点、日系はそこまで大きな差は出ないですが、大手は寮があったりと福利厚生が良いので、そこで多少の差はでると思います。

現地ベースは、現地で雇用契約を結び、現地の通貨でお給料のお支払いとなります。雇用形態・福利厚生はその国や会社次第なので、日本よりよければラッキーですし、日本のように整っていなければ多少大変な面もあるかもしれません。

いち乗務員としての採用
ここからはまた、明日書いていこうと思います!

Kaori Flinn


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